3.分科会
分科会は、第1分科会は「クラブチームと地域の融合」、第2分科会は「ボランティア団体同士の融合」というテーマで意見交換が行われました。
「クラブチームと地域の融合」のある班は、Jクラブチームのボランティア、クラブスタッフ、スポーツ少年団の運営に携わる方、行政担当者、天童JCスタッフなどいろいろな立場の方がいました。
まず各参加者が自己紹介と、それぞれの立場で取り組んでいることや問題点の紹介をし、まとめとして、基調講演で三屋氏がおっしゃっていたように、自分達がどのような街にしたいのかについての構想をしっかりと持ち、活動に取り組むことが重要ということで締めくくられました。 各地で熱心に活動されている方々の話を聞いて、それぞれが次の活動への刺激となったはずです。
4.理事会
分科会と並行して全国ホームタウンサミット理事会が開催されました。
理事会では、2008年度会計報告、執行部改選、次期開催地選考方法、次期開催地候補等について議論され、次期開催地には新潟市が選定されました。
また、安定的な開催のために、2010年の開催について議論され、2010年度の開催立候補地を11月末まで募集することになりました。
5.交流会
天童市総合福祉センターから会場を「ほほえみの宿 滝の湯」に移し、午後6時30分に交流会が始まり、賑やかな雰囲気の中で旧交を温める方や情報交換を行う方などあちらこちらで交流の輪が広がっていました。
乾杯をしてから30分が経過した頃、参加地域のPRタイムがありましたが、コントや歌など練習を重ねてこの場に臨んだ地域がいくつかあり、参加者の目を釘付けにしていました。
また、交流会が終わりに近づいた頃、来年の全国ホームタウンサミットは新潟市で開催されることが紹介され、新潟からの参加者が登壇し、今年の開催地から次期開催地へのサミット旗の引継ぎが行われました。
6.おわりに
ここに来れば、新しい発見が必ずあります。
講演会、分科会、交流会はもちろんですが、街中を散策していてもスポーツに対するまちの姿勢が伺える場に遭遇するだけで訪れた価値があると思います。
記念となる第10回目の開催地が新潟市に決定したことはとても光栄なことです。
そして、全国の方々は新潟での再会を期待していることでしょう。
参加される方が楽しく、有意義なサミットであったと感じていただける大会に出来るよう、これから多くの方と協力して作り上げて行きたいと考えています。
それは、全国ホームタウンサミット終了後に、「スポーツで幸せなまちづくり」を具体化するために考える場を設け、様々な団体がネットワークを形成し、目標に向って力強く前進するために。
【エピソード】
アルビレックス新潟がJ2リーグ戦を戦っていた頃、山形戦の観戦に行く時に立ち寄っていたカレーやさん(ポン太)で食事しました。
おばさんに新潟から来ました。5年ぶりで、サッカー観戦の帰りに食事させてもらいました。とお話したら、5年前どこに座って食事したか覚えていてくださいました。
その瞬間、ちょっとした思い出はとても貴重なものに変わりました。
以上 文責 N.K
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